巻き込み力と生産性。

いまでも覚えていますが
私が就職活動をしていたとき
エントリーシート通過率が
もっとも上がったキーワードは
「私は巻き込み力があります。」
でした。

 

このワードを使う前と後では
エントリーシート通過率が
明らかに変わったので、
学生ながらにも
「仕事では巻き込み力って大事なんだな」と
強く思ったことを鮮明に覚えてます。

 

前置きが長くなりましたが、
「巻き込み力と生産性。」について
最近思うことが多いので。

 

巻き込み力はもちろん大事。
しかしながら、
気を抜くと惰性になりがちで
巻き込んだがゆえに
生産性が落ちるワナがあります。

 

これを解決するには、
「プロジェクトの生産性は高いのか?」
を、ゼロベースで定点的に
見直すことが重要。

 

生産性がわかりにくい場合には、
目に見えるアウトプットが
出せてるかを指標としても
良いかと思います。

 

たとえばですが、
とあるパティシエAさんが発起人となり、
パティシエ仲間複数名に声をかけ
新作ケーキを作ろうとしています。

 

定例ミーティングをして
話し合ってますが1ヵ月経過しても
新作ケーキは出来上がりません。
ようやく3ヵ月経過して
新作を出すことができました。

 

一方、パティシエBさんは
ごく少数のパティシエ仲間を巻き込み、
新作ケーキを1週間で出せました。

 

結果的に
Aさんチーム、Bさんチーム
どちらのケーキが売れたかは
分からないとした前提の場合、
明らかにBさんチームの方が
生産性が高いと言えます。

 

インターネットや
スマートフォン業界の場合、
一概にこれが100%正しいとは
言えないですが
圧倒的に先行者メリットの方が
大きいです。

 

仮に後発でクオリティが
高かったとしても
インターネットでは
時間軸をひっくり返せるほどの
クオリティ差を出すことは
極めて難しいと考えています。

 

(もちろんクオリティは大事で
軽視するつもりはないですが。)

 

ただ、それだけスピードという要素が
インターネットでは
勝負の明暗を決める要素として大きいので、
巻き込み力が重要と言いつつも
生産性を意識
(ここではアウトプットスピードと定義)
しないと、多くのスタッフを
巻き込んだことが、いつの間にか
マイナス要素にもなりかねません。

 

最終ゴールは
もちろん勝つ事で変わりないのですが
勝つためのプロセスとして
人数が多い方が有利なときと
少数精鋭でスピード重視なときの
使い分けが鍵かなと。

 

ビジネスにおいて
「巻き込み力と生産性」は
どんな局面でも、
常に意識し続ける必要があると
思っています。